耳の後ろがパックリ。原因はミミダニでした。②
2013年08月25日
前回の続きです。
前回はコチラ「耳の後ろがパックリ原因はミミダニでした。①」
傷の治療方針は決まりました。問題は何が原因で出来た傷なのか?
耳の周囲ということであれば、まず耳汚れをチェック!と思うまでもなく、耳は真っ黒でした。
その汚れを顕微鏡で観察すると、ミミダニがたくさん観察されました。
喧嘩ではなく、耳の痒みがひどく、搔きすぎてできた傷のようです。痒いのは辛いです。
耳道の奥の方までビッチリと汚れが詰まっていました。何匹のミミダニが・・・。
処置よりも耳掃除の方が時間かかりましたが、原因がクリアになったことは良いこと。
その後数回、傷の処置にご来院されていますがとても良い経過をとっています。
もう少しで治療も終わりとなる事でしょう。
やはり外には出さない方が良いですよ。いろいろな病気を貰ってきてしまいます。
画像は九日目の傷の状態です。欠損部が盛り上がり、傷の縮小がみられます。
夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。
著者 渡邉将道