世界獣医皮膚科会議②猫にアトピー性皮膚炎という定義は無い。
2013年05月18日
世界獣医皮膚科会議シリーズ②です。
今回は猫のアトピー性皮膚炎についてです。
表題の通り、学会では「猫のアトピー性皮膚炎」と考えられていたものはどうやら違った物だった・・・ということでした。
(つまり犬や人のアトピーに似てただけで別物。)
じゃあ何かと言うことになります。それは、
「非ノミ過敏症性皮膚炎」という名称です。ややこしいですね。
決められた診断基準があります。それに従って診断された物であれば75%の特異性があるようです。
治療は・・・免疫抑制剤です。推奨されているのは「シクロスポリン」というお薬です。
コチラも猫用が発売開始されますね。
しかし、心配になるレポートも同時に発表されていました。
続きは次回にします。
画像はバンクーバーのブックオフです。あるんですね。既に閉店していましたが。
夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。
投稿 渡邉将道