奇跡が起きるならば。(熱中症とDIC)②
2013年08月06日
前回の続きです。
数日間の治療の効果はとてもではないですが、芳しい物ではありませんでした。
日に日に弱っていくのが誰から見ても分かります。
「このまま治療を続けるという事は病院で最期を迎えることになるかもしれない。」
改善の見込みがなく悪化をたどる場合。本人にとって何がよいのか?最期を誰と共有するのか・・・というお話を飼い主様にさせて貰いました。
家族の皆様にはとても大切なことです。
また、お家で出来る事、生活の質を下げないように、すべきこと。できれば、皮下点滴や制吐剤の注射で通って頂きたいこと。
悔しい気持ち、やりきれない気持ちでいっぱいだったこともあり、あまり思い出せませんが、こんな様な事をお話しして、ワンちゃんは退院されました。
次回に続く。
夜間緊急、日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。