重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の猫から人への感染が認められました。
2017年07月26日
猫から人へ重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が感染するというショッキングなニュースが入ってきました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関してのブログはこちら
マダニから重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因ウイルスを検出。
これまでは、マダニが人や動物を咬む事により、咬まれた動物がSFTS感染し発症するというものでした。
今回は、SFTSに感染した猫に咬まれた人が感染し死亡するというものでした。
弱った猫を動物病院に連れて行こうとして手をかまれた事がきっかけだったようです。
人での症状は・・・
「感染初期」 発熱や関節痛
「感染1週間弱」 意識障害の発現
「感染1-2週間」 全身状態の悪化
☆時間の経過と共に悪化していくようです。
「治療」 対処療法しかないので体力の無い子供や基礎疾患がある方、老人は要注意です。
「予防」 野良猫を触るときは咬まれないように。そして猫を飼っていらっしゃる方は予防薬を。
猫に咬まれた後に体調が悪くなった方は迷わず病院にて診察を受ける事をお勧め致します。
日曜祝日も診察対応。日進市の動物病院。アニウェル犬と猫の病院の渡邉でした。